🌕 台湾で初めての中秋節 ~家族で感じた台湾の文化~
こんにちは🐼子連れ台湾移住パンダファミリーです!
このブログでは、日々の暮らしを日記のように綴りながら、台湾移住を考えている方や海外生活に興味のある方へ、少しでも参考になれば…という思いで書いています✨
今日は、台湾に引っ越してすぐに体験した「中秋節(ちゅうしゅうせつ)」についてご紹介したいと思います☺️
▍中秋節とは?
中秋節は、秋の収穫を祝う台湾の伝統的な行事で、春節(旧正月)・端午節と並ぶ「三大節句」のひとつ。とても大きなイベントなんです!
旧暦の8月15日にあたるこの日は、一年で最も月が美しく輝く夜とされ、「中秋の名月」と呼ばれます。
ちなみに、2025年の中秋節は【10月6日(月)】。
この日は家族や大切な人と集まり、満月を眺めながら月餅(げっぺい)を食べるのが台湾の伝統的な過ごし方です。
月餅のまるい形には「家族の団らん」や「円満」という意味が込められているそうですよ🌕
▍台湾式の月餅とは?
台湾の月餅は、薄いパイ生地に餡が包まれたお饅頭のような形が特徴。
餡の種類も豊富で、緑豆餡・棗餡・タロイモペースト・そして満月に見立てたアヒルの塩漬け卵の黄身入りが定番だそうです。

最近ではチョコレートやクリームチーズなど、洋風アレンジの月餅も登場していて、とてもおしゃれ!
(ちなみに私は…アヒルの塩漬け卵は日本にはない味で、ちょっぴり苦手でしたが、外身は黒ゴマの混ざったバターパイのように美味しくて中身取り出して2つ食べた。。ほんと失礼すみません)
台湾では、この月餅を家族や友人に贈り合うのが習慣。
まるで日本の「お歳暮」や「バレンタイン」のように、感謝の気持ちを伝える温かい文化なんです💝
▍月を見上げてバーベキュー?!中秋BBQ文化🍖
そして、台湾の中秋節で驚いたのが…
なんとみんなでバーベキューをすること!😳
家や外食でみんなでBBQをするのが一般になってるそう!(お正月にお寿司的な?)
この風習は、もともとバーベキューソースの広告キャンペーンがきっかけで広まったのだとか。。w
まさかの企業発祥文化、すごいですよね😆
ちなみに台湾のBBQでは、トーストした食パンに焼いたお肉を挟んで食べるスタイルが一般的。
なんかところどころで韓国同様アメリカンなところを感じる、日本とはまた違った、手軽で楽しい食文化を感じました!
▍子どもの健やかな成長を願う ― 文旦の風習🍊
中秋節に欠かせないもうひとつの食べ物が「文旦(ぶんたん)」です。
台湾の文旦は日本のものよりも洋ナシのような形をしていて、とても大きくて立派!
食べ終わった文旦の皮を子どもの頭に帽子のようにかぶせる風習があり、
実はこれ、「文旦(柚子)」の発音が「佑子(子どもを守る)」と似ていることから、子どもの健康と安全を願うおまじないなんです。
うちの子もさっそく真似して、文旦の皮をかぶってにっこり😊

台湾の語呂合わせ文化、ほんとうに奥が深くて面白いです!
かわいい~本人も爆笑してました。(親ばか)
▍初めての中秋節を体験して感じたこと
日本でいうお正月やクリスマスのように、
中秋節は家族のつながりを感じるとても大切な日。
台湾の人たちが笑顔で月餅を贈り合ったり、
おしゃべりしながらバーベキューを楽しむ様子に、
「人を思いやる文化」が息づいているのを感じました✨
わが家もたくさんの方から月餅をいただき、
マンションで配られた文旦の皮を子どもがかぶって、
健康と幸せを願う――そんな心あたたまる時間になりました🌕💛
台湾で過ごす初めての中秋節は、まさに「人と人のつながり」を感じる一日。
この国の温かさに、またひとつ心を動かされた1日となりました☺️

コメント