やっぱり美容で人を幸せにしたい。幸せになりたい。

美容師になって思ったこと。

髪を切ってデザインを提供する仕事だから、一見技術職のように見えるけど、

手の触れる感覚、言葉、空間、時間などで相手に心地良さや幸福感を提供する、セラピストやメンタリストでもあるという事。

「自分の職業で相手に喜んでもらって、人生の時々で美容を通してハッピーになってもらいたい。その人の人生を向上する為に欠かせない1人になりたい!!」と思って、それをモットーに頑張って追求してきた。

でもその反面、逆にあわなかったり、気に入ってもらえなかったりと、技術不足やすれ違いが生じると、相手をストレスにも悲しい思いをさせる事の出来る仕事なんだな。。と感じた出来事を記録✍️

わたしの小学校からのラブ友で、(とか言いながら親しくなったのは高校から笑、しかも違う高校)インドネシアに今すんでるCOCOからの相談メールだった。

日系サロンの美容室でハイライトとカラーをしてもらったCOCO。

料金はインドネシアだと決して安いとはいえない、、むしろ高い?

カット、カラー、ハイライトあわせて

約2.2000円(日本円で)

オーダーは「前回と一緒で。」

担当者は前と違うが、カウンセリングをして、履歴をみて説明しながらやってくれたとの事。

COCOは美容には興味あるが、施術の内容ややり方などはあまりわかっておらず、とりあえずいい感じになればいいなって思ってたらしい。あとなんていったらいいかわわからないから写真もみせたらしい。彼女は日本語、英語、インドネシア語、中国語話せるので言葉は伝わってます。しかも日系美容室。なのでなりたい髪型を伝えるのが苦手という意味の「わからない。」

前回と全然違う!!そして想像より良かったり自分に似合ってたら別によかったけど、そもそもハイライト入れたのに暗い。。そして写真とも全然違う。。。

その後COCOは夫にもみてもらったが、夫からみても微妙、むしろほぼ黒髪やん(写真は12レベルくらい。つまりカラー剤の明るめ希望)だった為、もう一度行った方がよいと。。

その後すぐやり直してもらったものの、なにも変わらず。

結果彼女の週末は落ち込み気味のテンションだださがりで過ごしたそう。

とりあえず何が起きてこうなったのかだけでも説明してもらおうと。

髪の毛について、今回の担当者ではなく、前回担当してくれた人(お店の責任者)に状況説明と気持ちを伝えたら、ちゃんと聞いてくれて、謝罪からの返金してくれることになったそうな。。
「申し訳無いとか思わないで全部言ってくださいね」と言われ、責任者がきちんと全部、優しく聞いてもらえて少しスッキリしたらしい。そして次回からきちんとオーダできるようにしようと本人も考えたらしい。

普段は髪の毛どうとかそんなに気にしてない人でも、カラーだったりカットを失敗して、「なりたい状態がある」ってことがある事。そしてそれが、「そうならなかった時に極度のストレス」になるんだなと改めて感じたらしい。

そして後で発覚したらしいのだか、今回の担当者はお直しになった時、前回の担当者に相談も報告もなかったらしい。。あとで目の前で怒られてて申し訳ない気持ちになってしまったらしいが、

美容師のわたしからみたら、申し訳ない気持ちにさせてる事が申し訳ない。というか、きいてて他人事にはとても思えなかったし、悲しくなってわたしが謝りたくなった。。

むしろわたしは美容師なのにその子の施術は出来ず、聞いてアドバイスすることしか出来ない歯痒ささえ感じた。

そんなCOCOの悲しい美容室エピソードは、凄く心にきて、今産休育休でややお客様目線にもなってるわたしと、バリバリ仕事目線なわたしの両者がいるこのタイミングでわざと語りかけてくれたように思えた。正直この事を書くべきか悩んだけど、お店でなにか問題があった時みんなで共有して改善していくのと同じで、わたしも共有しようと思いました。

期待を胸にはじめてきてくれた方、気に入ってずっと来てくださっているお客様に対して、どんなに忙しくてもお客様やスタッフと全力で向き合えているのか?満足度が下がってないか?ずっと来てくださってるお客様の言えない事が増えてないか??改めて自問自答。

現場にいないのに、すごく色々な事を考えさせてくれる体験だったから。

そして改めて産休、育休で待っててくれてるお客様、サポートしてくれてるスタッフや家族に感謝です。ありがとうございます。

美容師を10年以上続けているわたし。

それでも正直リピート100%なんて全然いかないし、技術も接客もまだまだ習得を続ける日々。

技術も接客も終わりなく、その時その時代に応じたものや、個人の好みを求められる。永遠に試行錯誤が大切だからこそ、行き違いやミスが起こりやすい。そしてそれが失脚にもなる。

だからこそ、そんな事が起こらないように、しっかりとしたカウンセリングや出来る限りのパフォーマンスや妥協をしない事などが前提!!目の前のお客様を全力で可愛く、かっこよくしたいと思う思いを形に出来るように自分なりに考えて、妥協のない1日にする。ただそれだけ。

COCOのエピソードは凄く悲しかったけど、わたしの場合、出産後ようやく美容室にいけて髪を切れた時は、すっごくスッキリしたのを覚えている。気持ちの良いシャンプーや心地の良いカットで癒されて、何気ない会話すら楽しく過ごす事が出来た。産後慣れない子育てでアタフタだったわたしのコリをほぐしてくれたのだ。これは美容師としてではなく、子育てプレママとしての正直な感想です!!!

だからこそ、改めて考えさせられたと言うか、、うん!!やっぱりわたしは幸せにする側の美容師になってその幸せでわたしも幸せになろーーって思いました。

なんだか最後まとまらなくなっちゃったけど、やっぱり美容が好きだからそのくらいの責任感はつきものだけど、わたしはわたしのやるべき事をとことんやるだけ!!!頑張るぞーー!

そしてずーーーっと大好きなお客様と美容を通じてつながっていけたらいいな♪

2023年も頑張ります!!!!

復帰が楽しみだ!!

みんなでレッツ美活♪

👧COCO:
インドネシア在住の友達。国際結婚をして現在、一男一女の母。ちょっと天然だけど常に文武両道で何事にも貪欲なストイックママ。彼女高校時代参加したJICAの国際パーティーが私が海外に興味を持つ一番のきっかけとなる。

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