重度の乳腺炎で切開を2回経験した体験談です。
桶谷式マッサージ、母乳外来、乳腺外科、ホームケア、抗生剤2種類、葛根湯、食事療法、自動搾乳機など必死に色んな試行錯誤をしていました。
辿り着いた考えで、わたしが良かったと思う対策や初めからしておけば良かった、知らなかった反省などをメモしました。(ただあくまでも素人によるコメントです。乳腺炎は1人1人原因や対処や効き目も違うんだなと改めて実感した自分がいる為、不安な方は必ず1人で悩まずに助産師さんや知り合いなどに相談してください!!!)
はじめに
35才を病院でむかえたわたし、前厄を見事に浴びました( ; ; )
重度の乳腺炎になる!!
原因はすべて重なった事もあるのですが、わたしの場合の主な原因は
母乳過多、
赤ちゃんが飲むのが下手、
夜寝るため夜間授乳出来ていなかった、
睡眠不足、ストレス、
甘いもの爆食、
乳房と乳頭の白斑、裂傷、乾燥
セルフマッサージ&ケアの正しいやり方を知らなかった事
かな〜と。今振り返ると原因がハッキリわかるのに、その時はなにをやっても自分の胸の状態がわからず、とにかく1日を過ごす事がつらすぎて、涙なみだで毎日病院や母乳マッサージに通っていました。
あー思い出すだけでもつらい、つらい、つらいつらいつらーい暗黒な日々。本当につらかったよーーーーー笑(もうすぐ出産から3ヶ月。今ではようやくあの時つらすぎて、完全に産後うつにワープしてたなと笑えるくらいになりました。)
だから今本当につらい人へ頑張ってとは言いたくないし、むしろ1人で抱えてるようなら、泣いて誰かに助けをもとめて!!たすけてくれる人のいる場所に行って!と言いたい。
では乳腺炎トラブルから断乳に至るまでのエピソードとおすすめケアをお伝えします!!
発症から落ち着くまでわたしの場合2ヶ月かかりました。(ながい泣)退院してちょうど2週間くらいの時に右側が軽度の乳腺炎になり、その後右治った瞬間左側が重度の乳腺炎となり、大きなしこりや膿のたまりまで出来て、約2ヶ月間ずっと苦しんでました(今考えても長い暗いトンネルを)
初めて己から入院したいと思ったし、本当につらくて、お風呂の中や、夫が留守でむすめがスヤスヤ寝ている時に声をあげて泣きました!!
なんで?なんでわたしだけ?あかちゃんが飲めないのはわたしのせい?わたしのおっぱいが残念なおっぱいなんだ。。と自分を責めたり、やや鬱にもなり、おっぱいは痛いし、痛みから腕はあがらない。背中もいたい。眠たいのに痛くてまともに眠れない。悪寒、高熱、吐き気、倦怠感、ストレス。。それにくわえて帝王切開の傷もケアしつつ、洗濯にお風呂に日常生活と本当に生きる事に必死てこうゆう事なんだなと思ったくらいでした。
わたし痛みにも強いし、基本タフだし、運動してたし、病気にもほぼかからないし~って方ほど注意なのかなと反省(←私w)
想像するに最初のきっかけは混合授乳(母乳+ミルク)
まずなったきっかけなのですが、わたしの場合は混合授乳かなと。そもそも母乳過多ででやすいおっぱいなのに保育園などを考えて産んですぐから混合にしていました。しかも夜間授乳がつらすぎて、むすめが3時間ぐっすり眠るように寝る前はミルクにしてました。(この時自分で搾乳したりして寝ればよかったのですがしていないで寝ていた。)そして、赤ちゃんがまだ飲むのが下手なことによる。乳首や乳輪の傷と乳腺のふさがり、白斑により、さらにおっぱいはでなくなり、搾乳機を使ってもでない状態になっていたにも関わらず、自分でおっぱいをどうやって排出するようにしたら良いかわからずひたすら乳首や乳輪をマッサージしていました。(分泌過多の場合は乳首を触ったりすればするほど刺激になる為むしろマイナス行為)
おっぱいがパンパンにはっているのに、乳首や乳輪からの出が悪く、赤ちゃん飲むのも下手で嫌がって飲まない時、そうゆうときは、とにかく乳房のまわりから中心にむかってスライドしながらおす!!がオススメです(母乳過多なのになにかしらが原因で乳首から出ない人用)。
色んな方法があると思いますが、わたしは最後、大学病院の乳腺外科で切開をした後、母乳のプロの先生がみてくれて、自分でやる方法を伝授してくれたのですが、このマッサージ方法が1番効果がありました!!
最初はまだ切開したてで、膿が溜まりやすかったこともあり、3時間に1回は右のおっぱいをあげた後、お風呂場で左からおっぱいのふちから中心にむかって、おして母乳をだす。その時必ず乳首や乳輪を刺さないようにする。それでも出ない時は乳輪から少しはなれたところを搾乳の時みたいな感じでだす!詰まってたりしても根気よくやるとほっそーい射乳かじわっとでてきて、そのうちぷんっとまるい詰まった乳のかたまりがでて、出が良くなってきます。太くジャージャーでてくる部分は詰まってなく普通にでる部分な為、でるからといってだすのではなく、かたい詰まっている乳房やでのわるいところ中心におしだす。
断乳のときによくおにぎり絞りをききますが、母乳過多の人もコントロールする為にやる事がいいのかなと。それでおっぱいの出が急にでなくなるとかほぼないと思います。
最初3時間でしたが、落ち着いてきたのが自分でもわかったので、
1週間くらいペースで4時間に1回、5時間に1回、1日朝夜2回、1日1回とおっぱいをマッサージして捨乳する回数を減らしていきました!!
この時のポイントとしてはおっぱいが痛い時は痛み止め(ロキソプロフェン、カロナールなど)を飲んで効いてきてからで構わないので、母乳をだすときは乳首を刺激せず、おっぱいが柔らかくなるまで均一にほぐす。&母乳を出している時はシャワーなどで温めてだすけど、ほぐし終わったら必ず冷やすです。
ちなみにわたしは最初セルフマッサージではなく、桶谷式マッサージいってたのですが、ほぐれたもののおわってもスッキリせず、その30分後くらいにはパツンパツンの血管うきでるくらいにはっていた(今思えば乳輪をつまんで湧き上がらせて排出すること方法だったので、母乳過多のわたしにはあっていなかったのかもしれません。)ので、母乳を抑える薬(カバサール0.25)を飲んだのですが、それもほぼ効かず、炎症を抑えるま抗生剤(フロモックスとクラビット)もまさかの効かず、ほんのりおさまったくらいでした。(母乳過多&母乳詰まりのあるあるみたいです。)で、結果的に切開となり、そこから膿を排出となりました。(ちなみに桶谷は厳しいイメージでしたがその方はとても親身にやさしくしてくれました。。。が、たぶん私にはあわなかったのかな??泣)
そしてその後、マッサージを中心に改善したいったのですが、その間で行って良かったことがあるので乳腺炎にならない為の予防方法と乳腺炎になった後のケアグッズ方法をオススメします。
乳腺炎にならない為の予防方法
その①ちょっとでも乳腺炎かな?と思ったら乳腺外科と助産師のいる病院にいく‼️(乳腺炎は初期だとすぐ治るが、悪化も早い為、手遅れになると私みたいに切開が必要となる。)
その② 疲れていたり、メンタルやばいなと感じた時は要注意‼️すぐに誰かに頼って(ワンオペや二人三脚な方は区に相談でもいいと思います。わたしは夫にスーパーヘルプをしてもらいました。)とにかく休む!!!これを無視すると暴飲暴食に走ったり、寝不足からの自律神経やられて産後うつや乳腺炎になりやすくなる気がする!!!
その③ 血の巡りをよくする‼️休むと似てますが、とにかく疲れないようにするには睡眠と血の巡り!水やミネラル麦茶をたくさんのんで(排泄をしっかりするように)病院で漢方薬の葛根湯を処方してもらって飲むようになってだいぶ良くなりました。食前となってますが、私的には食間?ていうのかな?空腹時や寝る前がおすすめです。葛根湯は風邪の初期症状にといいますが、血の巡りをよくして、血行促進、神経痛などにも効くとの事で本当に飲むのと飲まないのはずぇんずえん!違いました!!!!漢方さまさまです!!
あとは日光にあたる!!生後まもないあかちゃんいると、家にずっといて、なかなか自分自身も外には出れませんが、外の空気や太陽は自律神経や副腎皮質に凄くか関わっているらしく、ストレスを放出して発散する為にも玄関でもいいから陽の光を浴びる事をオススメします。(わたしは帝王切開な事もあり、運動やお出かけがストレス発散だったのに痛くて動けず、食べ物にしかぶつけることが出来ず、ストレスたまる→食べる、がより疲れてストレスになってました泣)太陽の力って血の巡りを良くするだけでなく、研究結果によると、精神の安定にも関係してるそうです!!(北欧など陽の当たらない時間が増える国はその時期うつ病患者が増えるそう。)
その④ 全身の保湿‼️乾燥て乳腺炎になりやすくなるって知ってました??わたしは知らなくて!病院でさらっと「おっぱい乾燥もしてるね、また乳腺炎なりやすくなるから保湿もしてね。」と言われ、え?乾燥するとなるんですか?てなりました。皮膚トラブルと一緒でやはり乾燥も原因のようです。わたしの場合9月終わり出産だった為、乾燥しまくりでして、水分しっかりとって保湿するようになって、おっぱいも帝王切開部分もかなり良くなりました!
その⑤ 母乳過多の人は無駄に乳首をいじらない‼️意外といじってますコレはい。乳頭トラブルや白斑、傷、つまりなどあるとついつい触ったりほぐしたりしがちです。でもこれ本当によくないて実感しました。赤ちゃんに飲ませる前後以外は絶対にさわらない。気にしない!気になるときは乳首以外を冷やしてごまかす!!これおすすめです!
乳腺炎になった後のケアグッズ&方法
これは本当わたしの体験談なので根拠はそこまでないのですが、メンタル的おまじない的なノリで良かったグッズをお伝えします!!
保湿剤(AMOMAのカンデュレラオイル、クラランスのボディーパートナー、アルバビーバのSTMクリーム、ニベアの青缶)
AMOMAのカンデュレラオイルはおっぱい&わきの保湿用に使用その他のボディークリームはその他の部分で塗ってます。とくに胸まわり、関節のつけ根は乾燥しやすいのでつけ根中心の保湿をおすすめします。
先程もかいてあったように全身の保湿はスーパー大事です!美容にもいいですしね!!!そして赤ちゃんを育てている為、もしなめたらとかも心配しなくていいものを使っていました^_^産んだ季節などもあると思うので、自分にあうのだったらなんでも良いと思います。
ミントグッズ
わたしはインドネシアの友達からもらったお土産でロールオンタイプのミントオイル、ミントルイボスティー、ミンティアを使ってました。ミントは母乳を抑制する効果があるらしく、インドネシアのママたちに凄く人気なようです!乳腺炎のあと再発しないようにお守りのようにミントオイルをわきとおっぱいのまわりにぬってました。
冷却剤 保冷剤と冷えピタ
保冷剤はお風呂上がりに脇と胸の延長線の真ん中くらいに下着ではさんで、冷えピタは外出時に使用してました。(かぶれやすい人は保冷剤をガーゼで巻いて使うをオススメします。)
葛根湯とカロナール
多分治療中にもらえるのですが、治療終了後も葛根湯はちょっと疲れてきたなとか、あやしいなとか分かるようになるので、その時はすぐ寝る前とかに飲んでました。赤ちゃん産む前までカフェインやアルコールに頼っていた方(私)には葛根湯は神経痛にもきく漢方薬なので本当オススメです笑
カロナールは母乳の分泌を抑える為に徐々に搾乳回数を減らしていく際、1日1回とかにして夜絞る際、痛みを感じるとなかなか硬くなってる部分をおせないので、痛い止めを飲んでから絞ってました。(私の場合帝王切開の薬でロキソプロフェンを飲んでいて、一定の時間を空ければ大丈夫とのことだったのですが、やはりカロナール(アセトアミノフェン)の方が安心のようです。)
アロマオイル&めぐリズム
運動不足からか肩こりや目の疲れが溜まっていたので、アロマオイルやめぐリズムは普段より凄く効果ありました笑
ビタミンC、B群
産後産前、鉄分や葉酸などをしっかりとると思うのですが、それに加えて、ビタミンは全ての機能改善、補助として凄く大事だとわたしは思ってます。美容師になってからずっと積極的にとってるし、これは本当に効果大だと感じてます。 皮膚免疫のサポートだけでなく、他の栄養素を吸収サポートしてくれて、脂質や糖質の代謝などもサポートしてくれる優れもの!!美容にとっても良いのですが、水溶性で身体に吸収されづらい為、こまめに積極的にとるようにしてます。
最後に。。。
乳腺炎は本当に痛いしつらいし大変なので、やっぱりそのつらい時に1人で抱え込まずに気持ちをわかってくれる人や身近な人にたくさん話して、少しでもわかってもらって、自分のメンタルがハッピーになる事が1番良いのかなと。
他のママさんたちも頑張ってるから、とか他にもつらい思いしてる人もいるから、もっと大変な思いをしてる人もいるとか、自分がちゃんと出来ないからだとか思ったりした事もあったけど、それは負の始まりだから考えない方がいいです!! だってその時のつらさや痛みは本当につらくて痛いし、その人にしかわからない苦痛なのだから!!人と比べようがないし!つらい時はつらい!!とにかく治りたいって頑張って過ごしてるんだから自分をほめてあげて欲しい!!です^_^ 泣きたい時は泣いてください。 乳腺炎ではないけど、コロナで仕事を休む事になった友達も自責の念にかられ、同じようなメンタルになっていたのですが、これを伝えると、号泣して少し気持ち楽になったって言ってました笑 30代後半女子、悩みはつきません。むしろ増えて行きます。みんなで支えあって自分自身を可愛がってあげましょう!! 人生一度きり!楽しんだもの勝ちです♪
ちなみに食事療法も試しましたが、たしかに効果大なのですが、母乳が落ち着くと甘いものや脂質多いものでも適量であればとくに再発はしなかったので、ストレスの為にも、食事療法は乳腺炎が1番ひどい時や断乳計画の時などに気をつければ大丈夫なのかなと個人的に思います!!
ただ、3日でおっぱいは変化するそうなので、1番はってるのを抑えたい日や分泌を下げたい時の3日間は低カロリーの水分多めにして痛くなりづらいようにするのはオススメです^_^
最初は1人で悶えて苦しんで泣いていたわたしも、「昔だったら乳母になれたよね。」とか「まさか母乳過多がトラブルの原因となるとはねー」 とか同じ経験をしたママ友と経験談として話せるくらいになれたので、今頑張って、つらさや痛さとたたかっているママさんが、この記事を読んで心のサポートに少しでもなれたらいいな。。
少し長くなりましたが、母乳トラブル体験についてでした!!!
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